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2005年1月18日 (火)

仇討ち説は新説??

【錦糸サイト 君子さん】

《めでたい事におさめたい

錦糸も仇討ち説を知っていました。

【中略】
参考までに、
一富士二鷹三茄子四扇五煙草六座頭なのだそうです。「俚言集覧」

ここで錦糸が一言。「芝居好きには仇討ち説がぴったり来る」 》2005/01/15(土) 23:27

【同 ルネさん】
《【前略】以良香さま
初夢に関してはよくわかりませんでした。
「駿河の名物」と書かれているところがいちばん多かったような。
なかなか難しいですね。 》2005/01/18(火) 15:25


喜美子さん、『故事ことわざ辞典』(東京堂出版)のご紹介ありがとうございました。ルネさん、調査ありがとうございます。
 同辞典で挙げている典拠は『日本国語大辞典』(小学館)の<語源説>に網羅されています。
 (1)本来は駿河の国の諺で、駿河の名物を順に挙げたもの[『笈埃随筆』『俚言集覧』『嬉遊笑覧』]。
 (2)駿河の国の高いものを順に挙げたもので、一に富士、二に足高山、三に初茄子の値段のこととし、徳川家康がいいだした[『甲子夜話』]。
 (3)縁起の良い物を順に挙げた(富士は高大、鷹はつかみ取る、茄子は成す)[『続五元集』]。
 ということで、『故事ことわざ辞典』に挙げる文献をたどっても、仇討ち説は残念ながら見あたりそうもありません。『八犬伝』も「その初夢の富士茄子、鷹と犬とは朋輩の犬物語をつくしぬる」ということのようで、語源説へのヒントはないようです。
 「文学とお茶のある生活」(河上雅哉)
http://www.geocities.jp/web_mk/literature/gekihyou/gekihyou_numazu.html
には、
「円楽師匠だったか米朝師匠だったかが話されていた覚えがあります。」とありました。
 仇討ち説は比較的新しいものかなという感じですが、発想がユニークなので受け入れやすい説かなというのがとりあえずの結論です。
[2005-01-19一部加筆訂正]

2005/01/18(火)


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