「伊達娘恋緋鹿子」火の見櫓の段 梯子を登る写真
12月公演「火の見櫓の段」でお七が梯子を登る場面を初めて見ることになりますが、様子を知りたいと思っていたところ、国立劇場の12月公演のページにチラシがアップされ、裏面にお七が梯子を登る写真が掲載されています。
公演情報 詳細|日本芸術文化振興会|12月文楽公演
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/3014.html
それにしても、モノクロでかつ小さいので、手もとの資料を探したところ、水落潔指導・青木信二写真『文楽入門』(淡交ムック、1995年6月初版、2000年6月再版)に、雪の中、急な滑る梯子を踏みしめて登る姿がありました。このムックの写真には、亡くなった方々、現在も活躍されている方々の若いころ、など興味深いものがあります。
インターネット上で探してみましたが、なかなかないもので、ようやく2008年3月地方公演で「壺坂観音霊験記 沢市内より山の段」とともに上演された際の公演案内にチラシなどがアップされているのを見つけました。
説明文には、
人形遣いの姿もない舞台の上で、降りしきる雪の中、お七ひとりが罪をいとわず、恋心を胸に火の見櫓を上って行きます。
とあります。
2008年3月22日(土) 江戸川区総合文化センターでの公演案内に、登りはじめの舞台写真を、
http://edogawa-bunkacenter.jp/info/v28.html
同年3月23日(日)鎌倉芸術館の公演案内では、チラシの拡大写真を、
http://kamakura-arts.jp/info/v31.html
それぞれ見ることができました。
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