2006年9月11日 (月)

2006年12月「義経千本桜」

12月公演(12月5日から17日、月~木&土は5時から、金日は2時から。5700円)

 文楽の世界では、仮名手本忠臣蔵、菅原伝授手習鑑、そして今回その一部を上演する義経千本桜を三大名作と呼んでいます。
 義経千本桜は、義経と題しながら、討ち死にしたはずの平知盛、維盛、教経が実は生きていたという設定で、かわるがわる主な役割を担っていきます。
 維盛を主題とするすしやの段と静御前とお供の佐藤忠信の道行が特に好まれて上演されますが、今回は平知盛が主題となる渡海屋・大物浦の段を中心に上演されます。
 チラシが次のURLにありますので、ご覧下さい。

表面
http://www.ntj.jac.go.jp/cgi-bin/pre/performance_img.cgi?img=911_1.jpg
裏面
http://www.ntj.jac.go.jp/cgi-bin/pre/performance_img.cgi?img=911_2.jpg
配役
http://www.ntj.jac.go.jp/cgi-bin/pre/performance_img.cgi?img=911_3.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月22日 (水)

2006年5月公演「義経千本桜」「生写朝顔話」

 5月公演は、三味線の鶴澤燕二郎さんが六世鶴澤燕三(人間国宝)の名跡を継ぐお披露目があったり、話題もいろいろです。

 5月公演は二部構成ですが、住大夫師匠が出演する第二部、5月20日土曜日午後4時から8時50分まで。
 第二部の前半は住師匠おとくいの「すしや」、東京では2003年以来ですが、飽きたという方もいらっしゃるかも。後半の生写朝顔話は1988年以来というちょっと珍しい演目です。

 なお第一部は襲名披露です。

[文楽東京5月公演]
第二部 16時開演(終演予定20時50分)

○竹田出雲・三好松洛・並木千柳=作
義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
椎の木の段
小金吾討死の段
すしやの段

○山田案山子=作
生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)
明石浦船別れの段
宿屋の段
大井川の段

【義経千本桜】
『菅原伝授手習鑑』『仮名手本忠臣蔵』とともに人形浄瑠璃の三代名作とされています。義経はあまり出てこないのが特徴です。

[椎の木の段]
 平維盛(清盛の嫡子重盛の長男)の妻若葉の内侍と若君六代の君は、家来の小金吾に伴われて、大和国(奈良県)下市村まで落ち延びてきます。茶店で休み、若君の慰みに椎の実を拾っているところへ、ならず者の権太が親切な素振りで近づいてきます。権太は、わざと荷物を取り違えて言いがかりをつけ、主従から金をゆすり取ります。
[小金吾討死の段]
 まもなく、追手の猪熊大之進が現われ、内侍と六代は逃れたものの、小金吾は討ち死にしてしまいます。そこへ、たまたま鮓屋の弥左衛門が通りかかり、小金吾の首を切り取って持ち帰ります。
[すしやの段]
 弥左衛門は平維盛を下働きの弥助として匿っており、娘のお里は維盛とは知らず弥助に惚れています。源氏方の梶原景時が維盛の詮議のためこの地方を訪れていることがわかします。
 夜も更けたころ、一夜の宿を乞いに若葉の内侍と六代の君が現れます。弥助を維盛と知ってのお里のクドキには娘心が切実に表現されています。弥左衛門は、訪ねてきた維盛の妻子を維盛と一緒に逃し、景時には手に入れた偽の首を渡そうとします。
 ところが、息子の権太が維盛の首と妻子を差し出してしまいます。怒った弥左衛門は権太を刺します。ところが意外にも、……。


【生写朝顔話】
 御家騒動を背景に、宮城阿曽次郎後に駒沢次郎左衛門と、秋月の娘深雪後に朝顔の波乱に満ちた恋愛を、女性の視点で描いています。二人の出合いと別れの場面に限って上演することが多くなっています。
[明石浦船別れの段]
 宇治川での螢狩りの際に出会った大内家の家臣宮城阿曽次郎は、芸州岸戸家の家老秋月の娘深雪の難儀を救ったのが縁となり、互いの気持ちを確かめ合います。阿曽次郎は国元からの急用で、帰国することになりましたが、一方秋月家も京都を引き払うことになり、深雪は阿曽次郎には再び会うこともないと思いあきらめていました。その旅の途中、明石浦で風待ちのため停泊中の船で深雪が奏でる「朝顔」の唱歌が二人を偶然にも再会させるのです。
[宿屋の段]
 明石浦から時も所も変わって東海道は嶋田の宿。阿曽次郎は伯父の家名を継ぎ駒沢次郎左衛門と改名し、悪臣一味の企みを挫いたため、命を狙われています。屏風の張交ぜの中の朝顔に気がついた駒沢は、朝顔と呼ばれる女芸人を座敷へ招きます。はたして、朝顔は深雪のことでした。深雪は阿曽次郎との恋を貫くため家出し、言語に絶する苦労の末、ついに目を泣きつぶしてしまいました。
 ところが敵方の岩代を目の前にして、駒沢は名乗り出ることができません。せめて目薬と金子、自分の正体を物語る思い出の扇を託します。駒沢の正体を知った深雪は雨の中、制止を振り切って後を追うのです。
[大井川の段]
 大井川にたどりついた深雪に川止めという絶望的な事実が突き付けられます。思い余った深雪は古の松浦佐用姫のように女の一念で自殺を決意します……


参考
第一部 11時開演(終演予定15時20分)
寿柱立万歳 (ことぶきはしらだてまんざい)

鶴澤燕二郎改め六世鶴澤燕三襲名披露狂言
文耕堂・三好松洛・浅田可啓・竹田小出雲・竹田出雲=作
ひらかな盛衰記(ひらがなせいすいき)
松右衛門内より逆櫓の段

竹本三郎兵衛・豊竹応律・八民平七=作
艶容女舞衣 (はですがたおんなまいぎぬ)
上塩町酒屋の段

契情倭荘子(けいせいやまとぞうし)
蝶の道行

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年10月13日 (水)

12月の東京公演まで

【錦糸サイト 晴子さん】

《 【前略】わがふるさと清水は、海と山に囲まれた温暖な田舎町。当然、住んでいる人はの~んびりした人が多い。そんな町へ文楽がやって来ました。この話を初めて聞いたときは驚き、すぐに清水在住の錦糸倶楽部3号にチケットを用意してもらいました。
【中略】この日の演目は、艶姿女舞衣の酒屋の段と義経千本桜の道行初音旅。
【中略】続いての道行初音旅。扇子をキャッチするところはもう拍手拍手!玉女さんの狐忠信も若々しくて力強くてよかった~。
静御前は観るのはこれで3回め。今回の和生さんは、おとなしい感じのしっとりとした静御前でした。個人的には大阪4月公演の勘十郎さんがよかったかな。》2004/10/05(火) 13:01


【同 喜美子さん】

《変り目・・噺のネタにもありましたが。 ..喜美子

天候不順の下、気になっていた金木犀.昨日の朝より芳香放ち始めました。
9月東京公演千秋楽から早二週間が経ちました。公演中は連日の盛況、ありがとうございました。
【中略】
浄瑠璃の愉しみ、それも日々違っての生の舞台の愉しみと、今は又、近づいてきた23日、国立小劇場での素浄瑠璃を心待ちにしています。
2004/10/12(火) 13:52》

ルネさま
>いつか常連のみなさんで、ゆっくりロビーでおしゃべりできるといいですね。
 東京の国立劇場小劇場はロビーが手狭なので、立ち話になるかもしれませんが、短時間でもお会いできることもいつかあろうかと。 気候のよい季節でしたら、いっそ劇場を出て木立を見ながらでも。

晴子さま
 清水といいますと、ちびまる子の故郷ですね。まる子の時代にも東京などから流行歌手や演芸などいろいろな公演が訪れていたように描かれていますね。そのころと今の清水はどのように変わっているのでしょうか。
>続いての道行初音旅。扇子をキャッチするところはもう拍手拍手!
 扇を投げるのも受けるのも人形遣いなのに、人形の手が投げ、受けるかのように見えるのが不思議です。いつも落とすのではとひやひやしながら、それも話の種になるなと思っているのですが、ついぞ落としたことがありませんね。

喜美子さま
>金木犀.昨日の朝より芳香放ち始めました。
 関東では4日の週から香りはじめ、台風22号で樹の下に濃厚な花を大量に落としていましたが、花がなお残っているのかまだ香りが残っています。
>近づいてきた23日
 わたしは12月公演、文字久さん錦糸さんのコンビの舞台まで皆さまの書き込みを読みながら、じっと待つことになります。

2004/10/13(水)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年2月13日 (金)

るぅ様KORO様ありがとうございます

【ひらめサイト】

るぅさん
 咲甫さんサイトの情報が一番早いようですね。ありがとうございます。今後のチェックサイトにします。

《お里:紋寿》

KOROさん
 お里の配役ありがとうございます。静御前とお里、東京公演と大阪公演とで、紋寿さんと勘十郎さんの交替になる関係ですね。勘十郎さんにいろいろ挑戦してもらおうということでしょうか。

2004年2月13日(金)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

文字久さん、明日Cプロほか(2004年2月13日)

【ひらめサイト】

文字久さん
 今回の東京公演Cプロは、文字久さんが雪転ばしの段、短い段ですが一人で語ります。その盆の裏に控える次の演者が、師匠の住大夫さん。私の文楽の先輩は、文字久さんにはすごいプレッシャーだろうなと語っていました。われわれからすれば、師匠に直に聞いてもらえるなんてすごく勉強になるのだろうな、などと気楽に論評できますが。

【4月公演の配役が一部変更】
《いがみの権太:簑助
狐忠信:文吾
静御前:勘十郎》

 4月公演義経千本桜の配役ですが、芸術文化振興会のサイトにあるチラシにはあらすじ紹介で、配役がのっていません。配役紹介はもう少し公演が近づいてからでしたね。
 簑助さんのいがみの権太、文吾さんの狐忠信は東京の9月公演で好評でした。お里は勘十郎さんだったのですが、どなたになるのでしょうか。
 狐忠信といえば、文雀さんの狐を思い出します。文楽の先輩は文雀さんの十八番の一つだというようなことをいっていましたが。

2004年2月13日(金)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年7月23日 (水)

2003年9月通し狂言「義経千本桜」

 演目は「通し狂言義経千本桜」。
 三段目の「すしや」だけでも十分という方もありそうですが、三段目と四段目を含む第二部がおすすめです。通しで見られるのは、そんなに機会がないよという方は、通しに挑戦してみましょう。

 9月20日土曜日各部6000円です。

 配役がすでに発表されています。住大夫さんは切場中の切場「すしや」を語ります。人形では蓑助さんが立役というのがめずらしいですね。歌舞伎なら団十郎と言った役どころですね。

<第1部>11時から
初 段......仙洞御所の段
   ......北嵯峨の段
   ......堀川御所の段 切場嶋大夫
二段目......伏見稲荷の段
   ......渡海屋・大物浦の段 切場十九大夫

[人形] 女房おりう実は典侍局 文雀
渡海屋銀平実は知盛 玉男

<第2部>4時から(9時頃まで)
三段目......椎の木の段
   ......小金吾討死の段
   ......すしやの段 切場住大夫
四段目......道行初音旅
   ......河連法眼館の段 切場綱大夫

[人形] いがみの権太 蓑助

| | コメント (0) | トラックバック (0)