2005年2月13日 (日)

初日第二部、二つながらに満足

【ひらめサイト】

 東京公演初日第二部、沼津の段、盆がまわると、待ってました住大夫、と声がかかり、大阪では珍しくないのでしょうが、東京では掛け声がかかるのは初日ぐらいと聞きます。あまり初日の経験がないため新鮮に感じました。
 七年前の通し公演の記憶がなくなっていて、住大夫師匠の『文楽のこころを語る』で、沼津の段の拍手のしどころ二カ所を予習していったのですが、二カ所とも拍手をしそこね、場内からも拍手は起きませんでした。浄瑠璃の展開に固唾を呑んで聞く中では、拍手はちょっと難しい。何度か足を運んだ人でないとできないのではと感じました。
 それはともかく、しばらくは頭の中が涙のような空白のような、そんな思いで満ちていました。
 代って二部の後半、嫗山姥、はじめての体験でした。プログラムの筋書きで想像していたよりも、おもしろく感じました。廓話で示す八重桐のキャラクターと、超人的な力を人形が演じることで不自然でなく受け取らせてしまう魅力がありました。
 例により仲間と文楽談義、通しも良いが、見取りも良いとの結論でした。

2005年2月13日(日)00時11分2秒

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