2002年9月公演「心中天網島」
近松門左衛門「心中天網島(しんじゅうてんのあみじま)」、9月21日(土曜日)第一部(後述の第1部、2部が入れ替わります)、11時半から午後4時ころまでで、5,800円です。
あいにく住太夫さんは今回天の網島は語らないのですが、おそらく玉男・蓑助コンビが人形を使うと思います。この作は人気の高い近松の心中ものの中でも上演頻度が高いものの一つで、ざっと調べたところでは、1997年東京、2000年大阪が最近の公演です。なお歌舞伎では去年は中村鴈治郎が主宰する近松座20年記念公演で取り上げました。
心中天網島の床本は、昔岩波文庫に入っていましたが、長く品切れです。岩波の古典文学大系49『近松浄瑠璃集 上』は古いものですが、古書店で比較的手に入れやすいでしょうか。
5月公演は、土日はもちろん平日も満席でした。文楽人気は衰えそうもありません。
[9月文楽公演]
公演期間 2002年9月7日(土) ~ 9月22日(日)
開演時間 第1部 11:30
第2部 16:30
(15日から第1部と第2部の演目を入替えます)
〈第1部〉 福内鬼外=作
神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)
並木千柳・三好松洛・竹田小出雲=作
夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)
〈第2部〉 近松門左衛門=作
心中天網島(しんじゅうてんのあみじま)
北新地河庄の段
天満紙屋内の段
大和屋の段
道行名残りの橋づくし
○主な出演者
竹本 住大夫
鶴澤 寛 治
吉田 玉 男
吉田 簑 助
吉田 文 雀 ほか
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